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【マキコミヤの祭り2024】LC哲学カフェ開催のお知らせ

マキコミヤの祭り2024の企画として、18日木曜の放課後、LC哲学カフェを開催します。   【LC哲学カフェ】雑談からはじめる哲学対話  日時  2024年7月18日(木)18:00-19:30  場所  福岡大学10号館1024教室   PROJECTマキコミヤ   https://www.project-makikomiya.com/   LC哲学カフェ   https://x.com/lccafephilo02 上記の日時に教室に集まり、約90分、皆で何となく対話してみる、というイベントです。 事前の参加登録は不要 。自己紹介などは行いませんし、発言を強制されることもありません。 途中入室、途中退室も自由です 。 「LC哲学カフェ」の「LC」は人文学部文化学科を指す略号ですが、他学科、他学部の学生さんも歓迎ですし、学生さん以外、卒業生、さらに学外の方々も歓迎です。一応「哲学」のイベントではあるものの、単に自分の思いつきや疑問について話してみたり、他の人たちの意見を聴いたりしつつ、色々とゆっくり丁寧に考えてみる、というだけのことで、あまり「哲学」にこだわらなくても構いません。「カフェ」と題しながら、しかしコーヒーなどを用意しているわけではないため、飲み物は必要に応じて各自でご持参を。 このようなイベントの場合、対話のテーマや素材が予め決まっていることが多いだろう、と思うのですが、今回決まっているのは日時と場所だけで、テーマに関しては完全に白紙です。事前に何も用意せず、とにかく集まった面々で、まずは雑談から始めて、徐々にテーマが定まっていくのか、あるいは定まらずに終わるのか、すべて偶然に委ねてみることにします。 ちょっと5分だけのぞいてみる、という参加の仕方でも全く構いませんので、ぜひ気軽にご来室下さい。

【模擬講義】「君と俺とでは価値基準が違う」――『鬼滅の刃』の死生観

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先日開催されたオープンキャンパス(2022年8月6日)での模擬講義に関して、文化学科公式ブログに「その講義内容を後日ブログに投稿していただけませんか」とのコメントをご投稿いただきました。ありがとうございます。 http://culturefukudai.blogspot.com/2022/07/2022.html リクエストにお応えして、模擬講義の録音と配布資料を公開します。 講義の音声は下記、YouTubeで公開中です。公開期間は2022年9月末日まで、とさせて下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=nhzKTOzzdJQ 致命的な言い間違いが一点。17:25-30頃。  × かつては 人間 じゃなかった  〇 かつては 鬼 じゃなかった 当日の配布資料は下記。 単に作品を紹介しているだけで、実質的な内容に欠ける授業になってしまっているのですが、とにかく「大学での講義は、例えばこんな感じ」という一例として、ご参考まで。

【LC哲学カフェ】活動記録、2019年8月から2022年7月まで

改めて、先月のマキコミヤの祭り、オムニバス型哲学カフェにご参加、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。 祭りと定期試験を終えて、ようやく前期も一段落……というタイミングで、今までの活動記録を書いておくことにします。2019年8月から2022年7月までの分、です。 2019年8月1日  旅と日常を哲学する 2019年9月14日  夜の動植物園で哲学する 2019年10月4日  『急に具合が悪くなる』を読んで哲学する(一) 2019年11月4日  パレードとアートで哲学する 2019年12月1日  現代サーカスで哲学する 2020年7月17日 【オンライン】『急に具合が悪くなる』を読んで哲学する(二)(※ブログ記事なし) 2020年8月2日 【オンライン】 人生に目標は必要か?――フリーランスの先輩と考える (※告知記事のみ、報告記事なし) 2022年5月19日 テーマ未定 →「興味」について(※ブログ記事なし) 2022年6月16日 テーマ未定 →自分の身体は自分のものか?(※ブログ記事なし) 2022年7月17-22日 【マキコミヤの祭り2022】 「出会いとつながり」について考えてみる――オムニバス型哲学カフェの試み (※告知記事のみ、報告記事なし) 上記以前の活動記録は、下記のブログ記事、後半に記載されています。 http://culturefukudai.blogspot.com/2019/07/lc.html 以上、おそらく「漏れ」などはない……はずですが、何かお気づきの点があれば、小笠原までご一報いただけると助かります。 さて、次は何ができるだろうか、と企みつつ、狭い意味での「哲学」にも「カフェ」にもとらわれずに、とにかく少しずつ、トボトボと続けていく予定。 学生さんや卒業生からのアイディアも随時募集中 ですので、「こんなテーマで話してみたい」「こんなことをやってみたい」など、何か思いついたら、ぜひ気軽にご連絡下さい。

【マキコミヤの祭り2022・LC哲学カフェ】「出会いとつながり」について考えてみる――オムニバス型哲学カフェの試み

ジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」というオムニバス映画があります(アメリカ、2003年)。2人か3人程度が一緒にコーヒーを飲み、タバコを吸って雑談しているだけの短編が、計11作。「コーヒーとタバコ」以外には特に一貫性のない様々な光景、様々な会話が、モノクロの画面で映し出されて緩やかに流れていく、そんな心地よい好作です。 公開当時、確かこの作品は映画館で観たはずで、それからずいぶん時間も経って、作中の会話の内容も忘れるべくして忘れてしまいましたが、もし11の会話が一つのテーマを共有していたならば、と想像してみたくなります。一つのテーマをめぐる11の対話、11の短い哲学カフェ……映画作品としては台無しかもしれないにせよ、哲学カフェの新しい試みとしては、きっと面白いはず。同じ時間、同じ場所を共有して対面で行われるのが、一般的な哲学カフェの形であるとして、異なる時間、異なる場所での会話を、まるでオムニバス映画のように並べてみることで、やや風変わりな対話の空間が生まれるのではないか……。 ……というわけで、今年のマキコミヤの祭りに乗じて、やってみます。具体的な開催方法は、下記の通り。 ① 「出会いとつながり」をテーマに、事前に複数の会話を録画・録音 。マキコミヤの祭りの期間限定で(2022年7月17日から22日まで)、 YouTubeで公開します 。自由にご視聴下さい。 https://www.youtube.com/channel/UCu3PTnOlN5_a0KupiNruQmg ②マキコミヤの祭りの期間中、 下記の投稿フォームで、「出会いとつながり」をテーマにコメントを受け付けます 。動画での会話に関する質問・コメントでも、動画に無関係なコメントでも、何でも構いませんので、気軽に投稿して下さい。投稿は匿名で、何回投稿しても可。 https://forms.gle/uCcTtAc9xAND6LGr7 投稿していただいたコメントの内、「YouTubeの動画やブログなどで公開してもよい」と同意していただいたものに関しては、祭りの期間中に何らかの仕方で公開する予定です。公開方法などについては、コメントの数なども確認しつつ、これから検討します。(本当は、これらのコメントに応答するための哲学カフェを、祭りの期間中に開催したいところなのですが、ちょうど定期試験の時期に重

今、企んでいること

今、企んでいること。 マキコミヤの祭りで、哲学カフェをやりたい。しかし、祭りの期間(7月17-22日)はちょうど前期の定期試験直前で、学生さんは哲学カフェどころではない、はず……。 でも、何かやりたい。 以前、「 動画と投稿フォームを使って、時間差で対話する哲学カフェ 、というのはどうだろう」と考えてみて、結局、何もしないままでいる。祭りの期間に集まるのが無理ならば、事前に動画を撮りためて、 祭りの期間限定でその動画を公開 。そして、投稿フォームでコメントを受けつける。そうやって、いわば擬似的な(?)哲学カフェを開催してみる、というのはどうだろう……。 動画を公開するために、YouTubeのチャンネルはつくってみた。まったく慣れていないけれど、何とか、動画は投稿できそうな気がする。 「動画」とはいえ、映像なしの音声だけ、でも構わない。 キャンパス内のどこかで数名で話して、その音声を録音して公開する 、とか。あるいはZoomやWebexなどの画面を録画して公開する、とか。顔を出すのも出さないのも自由だし、 もちろん、すべて匿名で 。 動画の長さも自由。 5分程度 でも十分だろうし、1時間を超えても可。できるだけ多く、色々な人たちの会話を集められると良い。 何をテーマにしよう? 前回の哲学カフェで、スマホ談議で盛り上がったので、例えば「 出会いとつながり 」という、漠然としたテーマでどうだろう。何となくこのテーマで話し始めて、後は大いに脱線していくのも、それはそれで面白い。 ……というわけで、とにかく「出演」してくれる人を探して、声をかけ始めることにする。そのときの説明用に、このブログ記事を書いてみた。特に報酬は用意していないけれど、話しながら飲む缶コーヒーくらいで良ければ……。